9月に仕上げるはずが諸事情により10月にずれ込んでしまった弓弦（ゆづる）＆お風さんのカポー絵。 開き直ってみっちり時間かけてみました。
当初の予定では透明水彩とカラーインクメインで渋めに仕上げるはずだったのですが、 紙が異様に泣いて失敗しそうな気配だったため急遽アクリル絵に変更。誤魔化す為にモデペとジェッソをがしがし使いまくったら 渋めどころかなんだかきらきらした絵になってしまいました……あっれー？
弓弦はイケメンかつ人懐っこい性格なので、京では結構モテてました。 それなりに女好きなので、若かりし頃は好みなおねえさんに誘われたりしたら遊んだりもしてたり。
…が、交神後は打って変わってお風さんひと筋に操を立ててます。
子の親になるのだからというのももちろんありますが、それより何よりかの女神様にぞっこんに惚れてしまったというのが真相です。
弓弦のお風さんに対する気持ちは「恋に落ちた」と言うより、「ひたすら大切で尊敬できる相手に出会ってしまった」という感じで、 激しさ・熱っぽさは殆んど無かったのですが、交神後は“他の女とにゃんにゃん（笑）したい”というような気はまったく起こらなかったようです。 思い込んだら一途。
で、↑の絵と台詞ですが。
お風さんが盲目と知った弓弦が、「エッじゃあこの俺の内面から溢れ出る魅力はともかく端正な容姿はどうやって伝えたら！」 と数秒の思案の末、スキンシップに及んでみた瞬間でお送りしてみました。……なんでこいつはこんなにもアホな自信に満ち満ちているのかたまに不思議です。
下書きではもうちょっとイタズラっぽい表情だったのですが、色塗ったら妙に優しげな顔になりました。……不思議です。