■ 玉結び ■
わが背子が 着せる衣の針目落ちず こもりにけらし 我が情(こころ)さへ

行きつけの素材サイトさんで一目見て惚れ込んでしまった壁紙を使いたいばかりに速攻で描き上げた一枚です。絵描き心って何が起爆剤になるかまったくわかりませんね(^p^)
一目ぼれした壁紙が白緑と朱鷺色…という感じの春めいたカラーだったため、この色が似合う子…似合う子…と脳内サーチした結果、麟たんに決定。
しかしただのバストアップ絵というのもつまらないので、針と糸など持たせて着物を縫わせてみました。
麟は裁縫が大得意というわけではなさそう……と思うんですが、ゆっくり丁寧に仕事をするので、仕上がりはそれなりにきれいです。
…で、誰の着物を縫ってるのかというと、それはもちろん白銀のだったりします。
「あの…白ちゃん、春物縫ってあげようと思うんだけど、何色がいい?」
とか本人に聞いたところ、
「麟の目と同じ色がいい。」 (はい、ここ笑うところです)
と真顔で返されたため、白ちゃんの春の着物は菫色になったのでした。 …一族妄想って何が起爆剤になるかまったくわかりませんね(^p^)
お後が宜しいようで。
(新・星物語(特殊紙)/ターナーアクリルガッシュ/透明水彩)