■ 謹賀新年 ■
2008年サイト用お年賀として描いた竜川家初代ファミリー。
中竜っちゃんの紹介は割愛するとして、中央にいるのが竜川家の初代様・円(まどか)で、 右側の兄ちゃんが第一子の希海(のぞみ)、中竜っちゃんに抱っこされてるのが第二子の与志乃(よしの)です。
与志乃は8月生まれですのでお正月の時点でこんなに小さいわけはありませんが、 どうしてもパパに抱っこさせたかったので拙宅恒例のパラレル展開と相成りました。
竜川家千年史では、『108神+氏神全員と交神』を目標にしながらも一夫一婦制…という要領の悪いプレイをしていたわけですが、 こうした親子絵が良心の呵責なく描ける点ではナイス選択だったかなと思います(笑)。
家族仲もこの絵に違わず良好です。
竜川家初代は、朱点童子に呪いを受けた後天界に保護されたのですが、 肉体だけ急激に歳をとってしまったため、保護されてしばらくは精神面の成長がおぼつかないという状態でした。
天界上層部から占で初代の交神相手に選ばれてしまった中竜様は、そんな円の運命を不憫がり、 少しでも人間的に成長させてやれればという気持ちから、交神するまでのあいだ親代わりのように面倒を見てやった…という、 少々光源氏チックな俺エピソードがあったりします。
そんなわけで、中竜様は円にとっても育ての親みたいなもんなのですが(ええヤヴァイですよね自分でもわかってる…!)、 彼がそうした面倒見の良い優しい神様だったおかげで、円もまた、家長としてお母さんとして頑張っていくことが出来たのではないかと。
(クラシコ5水彩紙 中目/透明水彩/カラーインク)

※この絵の配布期間は終了しておりますのでお持ち帰りはご遠慮下さい。