■ 雪兎 ■
寒中お見舞い用に描いた比鼓能(ひこの)です。うちのミス桜むすめ(笑)なので春に描く事が圧倒的に多い子ですが、 アルビノカラーっ子と雪うさぎを一緒に描いてみたく思い、久々に雪景色の中に投入してみました。
でも、比鼓能は自分で楽しむために雪うさぎ作ったりはしないような気がします。 子供の時分から早く一人前になりたいと必死だった娘なので、遊びや趣味ごとを知識として知ってはいても、 それに興じる事はあまりなかったのではないかと。
多分このうさぎも、紅牙の娘達あたりにあげるためとか、風邪ひいた家人にお見舞いとして見せてあげるためとか、 そんな理由で作ってるんだろう。
…なんて事を思いつつ描いた冬の一幕だったわけですが、袿の重ねに塗った、日本画顔彩の白緑が 予想外に明るく爽やかだったため、妙に夏っぽい色あいとなってしまいました。 予定では全体的にくすんだ色みで渋めに仕上げるつもりだったのですが…(^^;) びっくりした、顔彩ってこんなに発色いいのか!
(アルティスティコ水彩紙 荒目/日本画顔彩/透明水彩/コピックマルチライナー ウォームグレー)

※この絵は壁紙にして限定配布しましたので、お持ち帰りはご遠慮下さい。